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9月の樂gakuレポ③ 『太陽』編♥ ~Goalに向かって突き進むちから~

9月の樂gakuは『タロット遊び~vol.11~』、
レポート③『太陽』編です☆
では早速、神話にからめて見ていきましょう☆
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向かって左がライダー版・右が神託タロットの『太陽』カードです。
ライダー版の代表的なキーワードは、成功、明瞭さ、正直、自由、妊娠などです。
向かって右は神託タロット版で、象徴人物は予言や音楽、詩、知識を司る神アポロンです。
アポロンはあらゆる闇の敵で、殺人罪の呪いと重労働の苦しみを人間から取り除いたとされています。
『詩人の霊感』
ニコラ・プッサン 1630年頃 ルーブル美術館
英雄アポロンには数々の逸話がありますが、
そのなかでも有名なのはアポロンの悲恋のストーリー。
『アポロンとダフネ』 アントニオ・デル・ポッライウォーロ
1470年代 ロンドン・ナショナル・ギャラリー
アポロンが愛のキューピットのエロスの弓矢をおもちゃみたいだとからかったことで、エロスから復讐を受けるようになります。
アポロンは河の神ペネイオスの娘ダフネを一方的に好意を抱くようになってしまうのですが、同時にダフネからはとにかく嫌悪されるというハメになってしまったのでした…
叶わぬ恋の物語はアポロの逸話の中でも有名なお話です。
「どうか清い身でいられるよう、私の姿を別のものに変えてください。」と、ダフネは河神の父にお願いをして、捕まえられたアポロンの腕のなかで月桂樹に姿を変えてしまいました
アポロは嘆き悲しみ、せめて月桂樹は自分の神木になってほしいと願い、それから月桂樹がアポロンの象徴となったのでした。
一方、アポロンには残忍な影の部分もありました。
『マルシュアスの皮を剥ぐアポロ』 ホセ・デ・リベラ
1637年 ベルギー王立美術館
アテナの笛を拾ったマルシュアスが持ち前の器用さで、その笛を上手に奏でられるようになるとアポロンは音楽の技比べをしました。
アポロンは神業を使ってなんなくマルシュアスを打ち負かしたのですが、アポロンはマルシュアスに奢り高ぶった厳罰として木にくくりつけて全身の皮を剥ぐという恐ろしい仕打ちをしたのでした。。。
『ミダスの審判』1612年
ジェラルド・デ・ライレッセ プラド美術館
さらに技比べに立ち会ってマルシュアスの見方をしたミダス王に対しては、ミダス王の耳をロバの耳に変えてしまいました。(恐ろしい。。)
これが有名の「王様の耳はロバの耳」のお話です☆
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こうしたストーリーから、神託タロットの『太陽」では、明瞭さ、楽観主義、回復した自信、男性原理 というワードが象徴となります。
アポロンは一点の曇りもない自信の塊のような存在。
それは自信に満ち溢れた姿というものは、光そのものであって、その光の強さは太陽に例えられるのですね、
男性原理である神話のアポロンは、ときにその光がまぶしすぎて女性に言い寄っても拒絶されることがしばしばあったと言われています。
でもそれほど強烈な強い光だからこそ夜の呪いは消され、未来のために計画を立てて、1ミリの不安も持たず前進していくのみ!という明瞭さが象徴となるのですね。
純粋で自信あふれる姿 ねぇ…
私は個人的に何故かオードリーの春日さんを思い出してしまいます。
(ただし春日さんには微塵にも残忍さはないですが・・💦)
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▼次回の樂gakuのご案内です
次回▶10/19(日)PM
▶10/23(木)AM
『タロット遊び~vol.12~(「審判」&「世界」)』を予定しています。
※個別に参加をご希望の場合は、オンラインで承ります。過去の樂gakuも可能です(対面ご希望の方は要ご相談)
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当鑑定や講座をお受けいただいた方は、どなたでもご参加いただけます。
樂gakuは、学びのコミュニティを目的としているため、単発となります。
前後のご参加の有無は問いませんので、タロットにご興味ある方はどうぞお気軽にご参加ください✨
皆様のご参加をお待ちしております♥
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